以下ネタバレ感想注意です。
あぁ、とりあえず良かったなと。
我らがルイズが戻ってきて良かったなと。
別に戻る経緯や理由なんてどうでもいいじゃない。
戻ってきてラブラブしてくれればそれでよい。
最早、行ったり来たりのルイズやサイトの心情は
実にリアルな人間描写なのではないかと思うに至りました。
人間の気持ちは複雑で矛盾だらけ
その時々のパトスに従って行動する「イキモノ」。
まさにそれを体現しているのでないでしょうか。
正解なんかはなくて
自分が正解だと思ったら正解なんだと。
結局、世界は自分の意識一つなんだと。
ふと、「とらドラ」のみのりちゃんを思い起こしましたw
確固たる信念の下、一貫した思いを貫ける人って
実は空虚な人生しか生きてないのかも、と失礼ながら思いました。
必死になって答えらしきものを探そうと躍起になってる姿は
自分を見ているようで、憎悪すら覚えますね。近親憎悪w
そして、見つけたと思っても、やっぱり違う~、みたいな物語の
多いこと多いこと。何度もやられると正直げんなりします。
しかし、「とらドラ」の感想の時にも書いた気がしますが
その「げんなり感」すら作者の意図する所なのではないか?、と。
凄まじいカタルシスへの布石なのではないかと、そう期待しているわけです。
まぁ、そんなことはさておき・・・
昼ドラが、ラブコメに変わって一安心ですよ。
前巻の昼ドラ展開にどうケリをつけるのかが問題の焦点だったわけですが
なるほど、最後はコメディにしてしまうわけですね。
取っ組みあいの喧嘩で、お互いをさらけ出しあう。
まさに「雨降って地固まる」パターン!
これは限りなく正解なオチだったのではないでしょうか。
正直、ドロドロしたままなのはあれでした。
いや、これからもドロドロしそうなわけですが
そこに17巻最後のようなコメディタッチが入ることにより
一種の爽やかさが生まれてくるわけです。
シエスタvsルイズの時のようなあの安心感が生まれます。
これまでは、姫様とルイズは密会事件やらキス事件(二回ほど)など
コメディタッチではなくシリアス路線全開でありました。
それが、今回のことにより、ラブコメチックに成り下がった(いや、上がった)
といえるのではないでしょうか。
何にせよ、ルイズが悲しむのは見たくないので
ルイズが自分自身を言い聞かせ(自分で出した結論はあらゆる意味で正解だから)
「自分を一番に思ってくれるんだったら他の子に手を出してもいいわ」
と、ハーレムルートに突入するのが一番の解決策のような気がしなくもなくw
(これは、とある関係者の方々が見たら激怒されそうです・・)
サイトの浮気とかも実に醜い人間の雄の部分を表現しています。
江戸時代の庶民の日記を見てください。(『藤岡屋日記』などなど)
例えば、どっか旅に出かける際、宿に泊まる度に若い女性を「買い」、寝る。
芝居や寄席に行く度に、女性と寝る。芸者を呼んでは寝る。
(別に、女性差別をどうこうしたいという問題意識はありませんよ。
そういう歴史的事実があるという確認です)
現在だって、そういう傾向の話はよく耳にします。
この世に、純粋な男は自分しかいないのではないかと、ふと思いますよ。
いや、笑って下さい。冗談です。
そのような男の理屈を、マリコリヌやギーシュに語らせています。
一方で、それをティファニアが諌めます。
サイトは苦悩します。アンリエッタは開き直ります。
色んな考え方があるよー、と風呂敷を広げるのはいつものこと。
作者の主張は、誰に隠されているのでしょうか?
もしくは、主張なんてしたくもないのでしょうか?
色んな考え方がある、ということが答えなのでしょうか?
最近思います、考えるって結構面倒くさいですw
そして、自分なりの答えを出すことに、意味のない気がしてます。
その答えはあらゆる意味で正解だし、しかしながら不正解だと思います。
だって、それが正解なのかどうか
その作品の作者でない自分にはわかるはずがないですもの。
答えを最後に示してくれているのかと思えば、大抵そうじゃない。
投げっぱなしジャーマンなことがほとんどです。
(私が理解できてない場合も含みます)
とりあえず、考えたそのことに意味があるような、ないような・・・
何よりも作品を楽しむことが第一であり
それが出来なくなったらもう引退です。
でも、余計なことを考えたり、行間を読むのも楽しみの一つなわけで
そう考えると何がなにやらw
閑話休題。
冒頭に書いた感想「ルイズが戻ってきて良かった」、
この思いこそが、私がゼロの使い魔をこれからも読むであろう
重要な要素たる感情なのだと思います。(キャラ要素)
そして、二次的要素として、聖戦やらロマリアの動向はどうなっていくのかが
気になっているという。(ストーリー要素)
このどちらか一方でも興味がなくなった時、
それは私がゼロの使い魔を読まなくなる時なのだと思います。
もっとも、ルイズのキャラが特化に特化を重ねて萌える象徴になった時は
話は別ですが。今のところ、良い按排な感じがしておりますw
当巻でデルフ復活はなりませんでしたね。
復活までに時間をおいてカタルシス爆発を狙うわけですね!w
本当に復活しなくても、それはそれで良いカタルシスです。
(まぁ読者の大多数は復活すると思ってると思いますがw)
とりあえず、次巻(18巻)冒頭で
ルイズとサイトのイチャイチャがどのように描かれるか!!
それを考えるだけで、ご飯三杯はいけますよ!!
私は座して待つ!
ルイズー!
俺だー!
愛してるぞー!


コメント
とてもおもしろかったです。ルイズめっちゃかわいいし、サイトかっこいー
by ゲスト | 10/16/2009 14:48:33
コメントを書く